バイクの話 ゼルビスインプレ
おはよーーーーー!
最近輝夜月見てません、ジェイソンです。
ずっと書きたかったけど書けてなかった僕のバイク、ゼルビスの話をしようと思います。
皆さんご存知の通り、前に乗っていたバイクは4ヶ月で事故で廃車になりました。それからバイクを買うつもりは全く無く、車を買おうかと適当に考えていました。
それで、暇なときはネットで中古車を探すのにハマってました。たまに知らない車が出てくるのがおもしろかったので、中古バイク販売サイトで、知らないバイクを探して調べるという遊びもやってました。
僕はネイキッド(よくあるレーサーっぽくないやつ)が好きなので、ホンダのネイキッドを見ていると、XELVIS(ゼルビス)というバイクを見つけました。
XELVISという名前は、eXtra ELite VISterからきており、「最高に歓迎すべき友人」という意味が込められているらしいです。
最初は、中学生が好きそうな名前やな~くらいにしか思わなかったのですが、全く聞いたことも見たこともないバイクだったので、スペックやらインプレやらを調べました。
今登場しても見劣りしないハーフカウルスタイル、250ccには見えない大柄な車体、VTシリーズ伝統の壊れないVツインエンジン、シート下7Lの荷物いれ、カウルにも小物入れ、そして時代を間違えた故の不人気さ(キモ=オタクはマイナーなもの好き)…
調べれば調べるほど、僕はゼルビスに惹かれていきました。
大学5年目の前期が始まって少しした頃、昼休み後の3コマが休講だったので、昼休みと合わせて2時間半も暇な時間ができました。
原付でどこかへ行こうとは思ったのですが、何を思ったか近くのバイク屋さんに行き先を決めました。
適当にバイク眺めて帰ろうと重いながら店に入り、BMWのアドベンチャーのやつとGSR250に迎えられて一番手前のネイキッドコーナーを見始めた時、こっそり紛れ込んでいたゼルビスを見つけました。
gooバイクで全国25台しか出てこなかったのに、こんなところで出会うなんて…と思いながら一応店内一周して、気づいたらゼルビスの前に戻ってきていました。
店員さんに見つかってしまったので、跨がらせてもらいました。久しぶりにバイクのスロットルを開けたあの瞬間は忘れられません。
一応1週間くらい悩みましたが、我慢できずに買ってしまいました。こいつのせいでお金的には本当に厳しい生活をしていますが、全く後悔していません。
一応前乗っていたのは400ccだったので、最初は250ccの、回す感じに慣れるのに少し時間がかかりましたが、今は最高に楽しいです。
そろそろ3000kmになるので、感想を書いてきます。
ご存知の通り僕は身長185cmの体なので、小さいバイクは少し窮屈なのですが、ゼルビスは500ccのCB500Sと共通フレームなので、違和感無く体が収まります。
最近はわりとスタートダッシュしてるので、燃費は20km/Lくらいです。タンクは16Lなので、そこそこ走れます。
ハーフカウルのおかげで風圧で疲れにくく、肉厚シートはお尻が痛くならずに、長距離も楽に走れます。
ネットでは、このクラスにしては重い、長くて曲がらないとかありますが、
↑乾燥270kgのこれに乗ってた僕的には、乾燥170kgなんてとても軽く、とても曲がりやすい。ありがとうイントルーダー。
シート下とカウルの荷物入れもとても便利です。シート下には書類・車載工具・ツーリングネット・バロンロックを入れて、まだグローブと上着・帽子くらいなら入ります。カウルにはヘルメット用のロック付カラピナとヘルメットスピーカーの延長ケーブルを入れてあります。高速に乗るときはETCカードとチケットを入れます。
そしてまずエンストしないトルク。誰もが言っていますが、本当に適当なクラッチ・シフト操作でも受け止めてくれます。
悪いところは、カスタムパーツが無いくらいです。マフラーとリアキャリアが少しあるくらいで、他は皆無です。
今度こそ事故することなく、ゼルビスと共に色んなところへ行って思い出を作っていきたいです。ゼルビスは最高の相棒です。
ところで、皆さんはバイクに興味をもったことがあるでしょうか。
夏は暑くて冬は寒い。雨が降れば濡れる、転ける。風圧で疲れる。二人しか乗れない。荷物は積めない。事故すればすぐ死ぬ。
バイクはこんな乗り物です。ほんとクソ。しかも、もっと便利な車の運転も確かに楽しい。
でも、バイクでなければ見えない景色が、感じることができない感覚が、感動が、そこにあります。
バイクに乗れば、わかります。ぜひ、バイクという新しい世界に興味を向けてみてください。
ありがとうございました。